アメリカ盤はマイナー・レーベルのARRIVALからリリースされ、ジョン・キャメロンのスコアが7曲と主題歌の『サンバーン』の他、劇中で使用された10ccの歌が2曲、Heatwaveなどの夏に相応しいナンバーが収録されています。
これらのナンバーは、キャメロンのスコアと見事に溶け合い、アカプルコの夏をさらに熱くさせています。
キャメロンのキュートなスコアの『Ellie's Theme』も聴きものですが、エンド・タイトルのディスコ・ヴァージョンが最高に良い! ところが作品自体のファイナル・カットではその曲はボツとなり、そこにはウィングスの『With a Little Luck』が流れてました。
うってかわってイギリス盤はRoncoよりリリース。
ファラ・フォーセットの眩しい水着姿のジャケットに見惚れてしまいます。
ジャケットに『22 BLAZING DISCO HITS』とクレジットされているように、サマータイムなディスコ・ナンバーの連続です!
要するにDJもこの一枚でキマリ!なわけですが、実際に映画で使用されているのは22曲中10曲のみ。
主題歌、10cc、キャメロンのスコア1曲などはアメリカ盤と同じですが、他は映画では使用されていないバリー・ホワイト、ビリー・オーシャン、グラディス・ナイト、ハービー・ハンコック、ジャニス・イアンらのホットなディスコ・ヒットです。
でも例えインスパイア・アルバムとしてもアカプルコでトロピカル・ドリンクを飲んでる気分にさせてくれます。