劇中、既製曲がフィーチュアされたのは、J.J.ジョンソンが作曲しブランフォード・マルサリスが演奏した「Lament」のジャズ、ボビー・ダーリンのヒット・ソングの「Beyond the sea」のポップ(この歌は「テキーラ・サンライズ」('88)、「ブラック・レイン」('89)などでも当時よく使用されたソング)、そしてフランクとヘレンが出逢う夜のコンビニで流れるのがシャーデーの「Siempre Hay Esperanza」。この官能的なサックスのインストゥルメンタルは、ジョーンズのスコアに見事に溶け込んでいる。この曲はシャーデーの1988年のアルバムに収録されている。